REPORT

イベントレポート

FUKANUMA BEACH PARK 2022 / 深沼ビーチパーク2022

 「海にはいろいろな表情があるんですよ」オープニングトークイベントで、佐藤優子さんが話してくれた言葉です。 「海水浴ができない海のイベント」ということで様々な意見があり、ほんとうに海に「ふれる」「かんじる」「たのしむ」そんなイベントができるのか、震災からの時間をイベントで表現するにはどうしたら良いのか、コロナ禍でのイベントをつくっていくにはどうしたら良いのか、そして、かつての地域の方たちとどのように関わることができるのか、これからの地域をどのように考えていけるのか。いろいろな視点でイベントを企画し、形にすることができました。
 7月18日から 31日までの二週間。荒浜の海、深沼海岸はいろいろな表情を見せてくれました。海だけではありません。 空も、風も、砂浜も。時にやさしく、時に荒々しく、なにもないのに贅沢な景色だったり、どこか悲しみがこぼれているようだったり。そして、なにより訪れてくれた方たち、イベントに参加してくれた方たちの表情がほんとうに「いろいろ」で、海での過ごし方。砂浜での時間。夏に荒浜を訪れることを、それぞれ、見つけてくれたことがとてもうれしく、「海をひらくこと」が「街をひらくこと」につながってくれるのではないかと思いました。

「ふたたび、ひらく」ということで、扉を開けました。

海の、砂浜の、時間をゆっくり過ごしてほしくて、タープを設置。本が置いてあります。

パラソルではのんびり自分の時間を過ごす方がいました。

海水浴はできませんが、波打ち際まではOK。週末、暑い日、やっぱり海に入りたいですよね。

キッチンカーには日替わりで来てもらいました。暑い日は飲み物が多く出ましたが、意外(?)と砂浜でごはんを食べる方も多く、ランチタイムは賑わっていました。

ふれて かんじて たのしんで もらえて、うれしかったです。ありがとうございます!